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アイルランドの教育事情
アイルランドの初等・中等教育
アイルランドの教育制度は、日本の小学校にあたるFirst Level(6年間)、中学・高校にあたるSecond Level(6年間)、大学にあたるThird Levelという3段階に分けられている。Second LevelはJunior CycleとSenior Cycleに分かれ、Junior Cycle修了時にJunior Certificateの統一試験がある。義務教育はここまでだが、ほとんどの生徒がSenior Cycleへ進む。Senior Cycleの最初の1年間は、アイルランド独特のトランジッションイヤーTransition Year。これは進路を決める前の1年間で、自由研究やグループ学習を主体の人間形成を目指す。次の2年間はLeaving Certificate Program。修了時にSenior Certificateの統一試験を受け、そのポイントが大学進学への成績になる。
アイルランドの高等教育
高等教育機関には総合大学、科学技術カレッジ、教員養成カレッジがあり、総合大学はダブリン大学(トリニティ・カレッジ)、アイルランド国立大学(NUI)、リムリック大学、ダブリン・シティ大学の4校で、NUIは6つの独立したカレッジから成る。ダブリン・インスティテュート・オブ・テクノロジーは、国内最大の高等教育機関として、2万人を超える学生が在籍。日本の高卒資格でアプライ(出願)可能だが、学部へ直接留学するのは事実上困難だ。
アイルランドの留学事情
中世の「聖人と学者の島」
アイルランドの教育水準はヨーロッパの中でも高く評価されている。1校あたりの平均生徒数は400〜500人、1クラス20〜30人と小規模単位での教育が行われている。クラス担任とは別にマンツーマンで学習のサポートをしてくれるチューター制度もあり、個別指導の体制が整っている。近年までは審査が厳しく、留学生を受け入れる高校は少なかったが、最近は積極的に留学生を受け入れる学校も増えつつある。現状、日本人留学生がまだ比較的少ないことは、語学の上達のためにはプラスになるともいえる。
日本とは違う授業スタイル
初等教育はほとんどが公立だが、中等教育機関は私立のほうが多く、私立校はその大半が教会(修道会)運営校。私立校のほとんどは教育費が無料で、教師の給与は90%以上が国の予算によって賄われている。留学生はほとんどが私立校へ入り、ホームステイをして学校に通う。ボーディングスクールもあるが少数だ。公立校留学の場合も、留学生用授業料が適用される。
私立校(Secondary School)の授業は、月〜金の午前9時から午後4時頃まで。水曜日の午後はスポーツやクラブ活動にあてられる。3学期制で、各学期の終わりには定期試験がある。一部を除いて留学生向けの英語コースなどはないが、チューター(個人指導)を付ける学校もある。
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