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高校留学TOP > ベテランカウンセラーにきく★留学最新情報 > FILE-003 寮?それともホームステイ?━高校留学の滞在スタイルを考える━
編集部:永野さんは長年、中学生や高校生の留学カウンセリングに携わっていらっしゃいますが、滞在方法を寮にするか、ホームステイにするかについて、お客様にどうアドバイスされていますか?それぞれのメリットやデメリット、自分に合ったスタイルを選ぶうえで注意すべきことを教えてください。 ホストファミリーと
永野さん(以下、敬称略):ホームステイのメリットは、なんといっても現地に「第2の家族」が出来ることです。家庭の一員として過ごすことで、海外のライフスタイルを学べます。また、例えば風邪をひいたりしても、家族が親身のケアをしてくれる安心感があります。個室を与えられるケースがほとんどなので、マイペースに過ごすのが好きな学生には、家庭との相性さえ合えば快適な生活となるでしょう。デメリットとしては、自由な時間が多いので、セルフコントロールができないと、遊び呆けてしまいかねない点です。また、自室にこもってしまって、家族とコミュニケーションをとらなければ、英語力も伸びません。
編集部:なるほど、ホストファミリーの考え方や雰囲気に適応して積極的に交流しつつ、自分の目標を見失わないことがホームステイ成功の秘訣ということですね。では寮のメリット、デメリットを教えてください。 寮の部屋の様子
永野:寮に滞在して学ぶボーディングスクールのメリットは規律正しい生活ができることです。例えば外出するにも許可が必要ですし、食後に「勉強の時間」が決まっていて先生にわからないことを質問できるなど、しっかり管理指導がいきわたっているのが特徴です。また、相部屋となるケースも多く、英語漬けの生活が送れます。デメリットとしては、管理されすぎていて、息苦しく感じる可能性があることでしょうか。団体生活が苦手で、ひとりでゆっくり過ごしたいタイプのお子様には合わないかもしれませんね。このように、どちらがいいかは一概に言えず、ご本人の性格や目標によってどちらの滞在方法がいいかを慎重に考えなくてはなりません。
編集部:なるほど、自分自身が留学に何を求めるかを明確にする必要がありますね。ちなみに、途中でドロップアウトするのはどちらの滞在スタイルの場合が多いですか? 永野:それも一概には言えませんが、イギリスのボーディングスクールの場合、寮から出てホームステイに切り替えたり転校したりすることは難しいので、渡航する時点での意識付けや覚悟ができているケースが多く、ドロップアウトする生徒はほとんどいません。ホームステイの場合はホストファミリーと合わない、食事が合わないなどの理由で変更を依頼されることは多いです。基本的にはどうしても変えてくれ、といわれれば変更していますが、変更先で「なんだ、どこもこんなものか。今から思えば1軒目も悪くなかったな・・」とホームステイの現実を実感して納得し始めることが多いです。最初のうちは、どうしても隣の芝生が青く見えるわけです。 編集部:費用の面ではどうでしょうか。ボーディングは高額ときいていますが… 寮の仲間たちと
永野:イギリスやスイスのボーディングスクールは確かに高額なことで知られています。それでも円高の影響でだいぶ安くなり、現在は年間で、イギリスが300万円台、スイスが500万円台というところです。ただ、ニュージーランドの公立ボーディングスクールのなか
には学費や滞在費を含めて110万円程度の高校もあります。アメリカでも180万円台から探せますので、円高の今は絶好のチャンスといえます。
編集部:意外とリーズナブルですね。費用面では国と学校さえ選べば、寮でもホームステイでも大きな開きがないようなら、やはり適性と留学に求めるものが何か、を基準に滞在スタイルを選ぶべきであることがよくわかりました。 永野:基本的に可能ですが、今は、携帯電話を持っているお子様が多く、いつでも直接連絡がとれるようになりました。子どもと携帯で話して、「ステイ先のご飯がすごく不味い!」と文句を言ったら、即私に「ホストファミリーを変更してください」と連絡が入ったりします。 編集部:せっかく留学しても、毎日親に愚痴をいっていたら、現地に馴染めないですよね。親御さんこそ、子離れのチャンスかもしれません。子どもの留学を考えている親御さんへアドバイスをお願いします。 寮でのくつろぎのひととき
永野:留学中は、お子さまの自立を促すためにも、少し距離を置いて接していただいたほうがいいと思います。留学の基本には「かわいい子には旅をさせろ」という考えがあるべきです。困難を自力で乗り越えた経験こそが、成長につながりますから。もちろん、子どもの話を聞いてあげることは大切です。ただ、子どものSOSに対して、子どもと同じ目線にならないでいただきたい。子どもが困っていると訴えてきた
ら、客観的な事実を確認して、どう対応するべきかをカウンセラーにご相談ください。そして、現地スタッフともども一緒に考えたいと思っています。
編集部:今日は色々教えていただき、ありがとうございました。 |
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