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どんな留学があるの?
留学制度のある高校
留学準備、留学、帰国後・・・。学校の指導のもと、履修課程の中で行われる「留学」をもつ学校が増えてきている。「留学はよい経験になるだろうけど、心配・・・」という保護者の迷いも解決してくれる。
卒業後の進路を決めてしっかり前進できる
高校時代に 国際派 を目指して留学したい! と思っても、「どうすればいいのかわからない」という人も多いだろう。でも、もし高校に留学制度が整っていたら、留学への道はシンプル! 「留学制度」とは、留学準備の仕方から、出発、留学中、帰国後から卒業までを含む留学プログラムを学校がもち、それを推奨する制度のこと。留学コースや国際コース、国際科といった名称のクラスをもつ学校もあれば、特別にそのようなクラスはないが、学校の指針のひとつとして留学制度を設けている学校もある。いずれにしても、「いつ海外へ出発して、いつ帰国し、いつ高校を卒業できるか」がはっきりしているので、高校生活だけではなく、卒業後の進路も見据えて進学を考えることができる。
学校にこのような留学制度がなく、自分で留学の手配をする交換留学や私費留学では、帰国後、受験のためにあえて留年して受験科目の遅れを取り戻したり、受験直前に帰国してなんとか推薦入試に間に合わせたりと、自分での調整が強いられてしまう。しかし、学校に留学制度があると、そのような調整も学校と一緒に考えて指導してもらえる。
また、まわりには留学や「国際派を目指す」といった同じ目的をもった仲間たちが集まっているので、みんなで一緒に、気兼ねなく留学や英語の話で盛り上がることもできる。留学中の単位が認められている場合が多いので、長期間留学しても、帰国後も留学前と同じ学年で勉強することができ、人間関係のストレスも少なくてすむだろう。
卒業後の進路の幅がぐっと広がる留学だ
先述のように留学制度のある高校では、留学期間を含めて3年間で卒業するようにプログラムが作られている場合が多い。日本の高校生活にはブランクができても、高校卒業後に進学を目指す人は、同級生と一緒に受験し、卒業、卒業後への進路へとすすんでいける。
卒業資格は一般の高校と同じだが、そこには留学経験というプラス要素がある。2006年からは大学センター試験に英語リスニングテストが導入されたので、その面から考えても、ネイティブ英語の聞き取り経験をもつ留学経験者には有利になるはずだ。海外での学習経験を通して、海外の大学への進学の道が開けたり、英語力を生かして、進路の幅を広げたりすることができる。
クラス全員留学制度など、制度の違いを把握しよう
一言で 留学制度を取り入れている高校 といっても、学校によってさまざまな制度の違いがある。まず、大きく分かれるのはクラス全員が留学する クラス全員留学制度 であるか、ないかという点だ。
クラス全員留学制度とは、全員が一定期間留学をするクラスをもっているということ。例えば、1年生の途中で全員留学へ出発し、それぞれ留学生活を楽しむ。2年生の途中にみんな高校に戻り、再びひとつのクラスとなって卒業まで通常の高校生活を送るというものだ。留学準備から、卒業に必要な単位の取得、留学前の英語力強化、留学中や帰国後の受験対策など、留学に関するさまざまな調整を、個人個人ではなく、クラス全員で学校側で指導してもらえる。みんなが同じカリキュラムで進むので、より効率よく、効果的に留学の経験を活かすことができるだろう。
クラス全員留学制度はなくても、留学希望者をスムーズに留学へと導けるような留学制度を整えている学校も多い。取り扱っている留学の種類や期間は学校によって異なる。留学する国や学校を選べたり、1年間またはそれ以上の長期、夏休みや春休み中に行われる短期と、期間が選べる学校もある。
高校時代に1年間やそれ以上の長期留学することは、異文化体験としても英語力アップのためにも効果的。費用はそれだけかかってしまうが、留学中に体験することの価値を考えると「それなり」と考える保護者も多いようだ。
また、短期留学は長期休暇を使って行われる場合が多いので、学業に支障がなく、在学中に複数回参加する学生もいるそう。「語学力アップ」というより「力試し」という目的での参加という感覚。短期でも英語に親しみ、海外や外国人に慣れる効果は高いといえるだろう。
留学制度のある高校どうやって選ぶの?
留学制度のある高校を選ぶ際のチェックポイントは、全員で留学するのか? どの国に? いつ? どれくらい? といった留学形態はもちろん、留学前後の学校の取り組みも重要なところ。留学準備および、留学中の心配りが行き届いていることはもちろん、帰国後に学力や受験指導があるかどうか、帰国生の人間関係や心のケアをしてくれるかどうかも調べておこう。
ここ数年で留学制度を整えている学校は増えてきているが、実際に留学制度のある学校はまだまだ少ないのが現状だ。情報も少なめなので、地道に調べて、気になる学校があれば、詳しい情報を問い合わせてみることが、留学スタートへの第一歩になる!
ココがポイント
1.学校が留学準備〜出発〜帰国後を含めたプログラムを組んでいるので、単位、卒業資格、受験などの心配も少ない
2.留学期間を含めて3年間で卒業できる場合が多い
3.学校には留学という同じ目的をもった仲間がいるので、過ごしやすい
4.日本の高校生活も楽しめる
5.海外での学習経験をもつことで、海外への大学進学への道も開けてくる
6.留学で身につけた英語力が、卒業後の進路の幅を広げてくれる
7.長期休暇中に行く、短期の留学制度を設けている学校も多い
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