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海外TREND REPORT
Vol.2 プロムにまつわるトラブル From ロサンゼルス
99%の高校生が「ロマンチックで生涯忘れられない夜」だと話すプロム。ところが、デート(プロムに一緒に出かける相手)にまつわるトラブルも、なかにはあります。
たとえば、デートが一緒に踊ってくれなかったり、親友に好意を示したり、彼らがお互いに興味を示しあったり、酔っぱらったり、プロムへ誘ったお返しを期待したり。また、プロム会場からいつの間にかいなくなってしまった、なんてこともあるようです。
プロムでは、男子は紳士的に、女子はレディを演じることがお約束。男子は、プロムまで女子をエスコートし、その日は彼女のために紳士役を務めることが男性として責任を果たすことになりますす。もちろん、恋人同士ではなく男女の友人同士で出かけた場合でも、その日は、「デート」として一緒に出かけているので、公にはカップルとみなされます。それなのに、デートに恥ずかしい想いをさせたり、怒らせたり、傷つけたりする行動は禁物。
しかし、ある実話によると、プロム会場に行く途中、リムジンの中でデートが友だちと一緒にお酒を飲み始め、会場に着いた頃には全員が泥酔状態に。会場内をフラフラ歩く彼らの姿に気づいた先生が、彼らを会場から締め出してしまい、デートのプロムは台無しに、なんてこともあったようです。
プロムは、アメリカの高校生が大人へ仲間入りをする第一歩。男子も女子も責任ある行動を取ることが、大人として問われるイベントです。
(ロサンゼルス在住ライター 大山真里)
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